それぞれのご家庭において仕事や家事を行なう生活スタイルは異なります。
- 妻が仕事もしながら家事のほとんどをやる
- 夫妻でフルタイムの仕事をして家事を半分づつ分担する
- 妻がバリバリ働き、夫が100%家事を行なう
そしてその生活スタイルは急な変更を求められる場合もあります。
- 家族の病気や介護
- 仕事先の倒産や店舗の撤退
- 子供が出来た時など
なので、専業主夫となったもののバリバリ働かなければならないということも十分にありえます。
今回の記事は「自ら社会復帰してバリバリ働くぞ!」って方にも、「仕方ないから働くか…」って方にもお役に立てるように主夫の再就職について書いていきたいと思います。
再就職をする理由を明確にしよう。
専業主夫から再就職をすることを考えるということは、家庭生活の中でなにかしらの変化があったからのはずです。
バリバリ仕事をしていくことと家事の両立はとても難しいことです。
私はほぼフルタイムの仕事をしつつ、帰宅後は主に育児を中心にやっていますがかなり大変です。寝かしつけで毎日のように寝落ちしてしまいます。
そして起きてから帰りが夜遅くの妻の帰りを待ち、食事の準備をしたり朝ごはんの用意をしたりして…。
そんな状況でも仕事を続けられるのはしっかりとした仕事をする理由があるからです(そんな大それたものでもありませんが笑)
なので、家庭内での役割を明確にして、さらに仕事をする理由を自分の中に落とし込んで一生懸命にやっていく必要があると思います。
ここでは3つだけ明確な働く理由を上げていきます。
大黒柱として稼ぎたい
一つ目は自分がメインの稼ぎ手として働きたいという理由です。
「男は仕事、女は家事。」なんていうような性別で役割を決めるのは今の時代にはとても合うものではありませんね。
それでも妻のために子供のために、働いて稼ぐことで家族の役に立ちたいと考えることは自然なことであると思います。
今でこそイクメンなんていう私たち主夫には便利な言葉(笑)が出来てだいぶ肩身が狭い思いをするようなことは無くなりました。
ただ、それでも時に初めての小児科にかかれば自分の方が子供のことを把握しているのに「帰って奥様に聞いて見てください。」なんて言われたりと何かと肩身が狭い思いをします。
そんな時は少しネガティブではありますが、「だったら自分が働いて稼いでいた方がいいのか…」なんて思ったりもします。
自分が仕事をすることで家族を収入の面から支えたいというポジティブな理由が一番いいと思います。
ですが、上記のような思いをしたくない(自分の自尊心を満たしたい)、たくさん稼いで自分の好きなことをしたいというのも理由には成り得ますので自分の心を確認することが大事です。
家計補助を得たい
二つ目の理由は家計の補助として働きたいということです。
家や車などの高額な買い物のローンや子供の習い事など家庭生活をしていくのに毎月沢山の出費をすることになりますよね。
そんな時は一人より二人で働いて家計の手助けをするのが良いです。
私の場合は妻の実家に住んでいるので家賃は掛かりません。
ですが、妻の母には食事の準備や二人共仕事の場合は子供を見てもらったりしているのでお金を渡しています。
それと、車のローン、子供の習い事とお金はすぐに消えていきます(涙)
なので、現状妻はフルタイムの正社員、私はほぼフルタイムのパートとして仕事をしています。
当然ですが二人で働くことで家計にも余裕が出てきます。
また、どちらかが病気で倒れたりして働けなくなっても最低限の収入が得られる安心感もありますね。
家計補助のためと割り切って働くことで、嫌な仕事も我慢できる…かもしれませんね笑
仕事を通じてやりたいことがある。
三つ目の理由は仕事を通じてやりたいことがあるということです。
今現在主夫をしている方は家庭の状況で主夫をする理由があってやっているのだと思います。
それは妻の病気なのか、育児に専念するためなのか…理由はそれぞれでしょう。
主夫になるという決断をした時、「もっと仕事をやっていたかった。」「もう少し続けていればやりたいことがやれたかも。」
そんな仕事への思いを持ったまま泣く泣く退職したかもしれません。
家庭の状況が変わったりすることで、時間が生まれたのならそれはチャンスですよね。
どうしてもやりたかったあの仕事をやってみたい、やり直したい。
家族の同意があるなら再就職して挑戦しましょう。人生一度きりなので後悔無いようにしたいですね!
主夫が再就職するために必要なこと
主夫の再就職は新卒者、中途者とも異なり、家庭に入ってた分どうしてもブランクがあります。
なので、普通の転職や就職とは違って、なかなか選考に通らないかもしれません。
より強い就職への思いと、心構えが必要になります。
また、再就職活動すること、就職先が決まることにより、家族全員の生活が激変する可能性もあります。
なので、家族とは良く話し合っておくことをお勧めします。
そこで、主夫が再就職するための前準備として必要なことを書いていきます!
家族の理解を得る
まずは一番大事な家族の理解を得ることです。
主夫が再就職することによって、家族の家事分担などが変わってきます。
勤務時間や仕事の疲労度合いにもよりますが、確実に家事を行う時間は少なくなります。
今までしてきた家事をどうするか?妻と分担するのであれば分担方法を話し合わなければなりませんよね。
なので、まずは家族に自分も仕事をすることの意味を理解してもらうことで、家族も協力しようという気持ちになってくれると思います。
私も今の仕事を始めるにあたって…
- なぜ仕事をするのか?
- 仕事を始めてもやる家事は何か?
- 私が子供の急な体調不良に対応すること
など妻と話し合い決めました。
ただ、それでも仕事を始めていくと家事の時間がとれずに出来なかったりしました。
始めてから分かることもありました、始めからガチガチにはルールを決めずに、都度話し合い対応していくことでいい生活スタイルを作り上げていくことが出来てます!
家族みんなで生活している以上独断で決めるようなことはせず、ある程度お互いに納得いくまで話し合いをして理解を得てから仕事しましょう!
就職活動中の心構え
家族の理解を得たあとは早速就職活動ですね!
その際も心構えが大事となってきます。
一旦主夫になると仕事をしていない期間、ブランクが出来ます。
そのブランクがあるからといって採用されない訳ではありません。
ですが、ブランクを良く捉えない会社や人がいるのも事実です。
そういったこともあるので、もしかしたら仕事がなかなか決まらないかもしれません。
就職活動で落とされ続けるのは精神的にもキツいですよね。
それでも仕事をしたいという思いがあるなら、辛くても就活をやり続けなければなりません。
そして求人の数は時期によって増えたり減ったりすることもありますので、希望の求人がいつもあるとは限りません。
仕事を始めると決めたら、あとは面接に落ちても腐らず、焦らずやっていく心構えが必要となってきます。
就職した後の心構え
ブランクのある方は就職後もしっかりと心構えが必要になってきます。
ある程度歳を重ねてからの再就職になるので年下の後輩が沢山います。
どんなに人生経験があってもその会社では入社時点で一番後輩なのです。
自分が一番新人なんだと自覚して、教わるという気持ちがなければ周囲の方々とうまくやっていけないでしょう。
私は現在飲食店で働いています。入社した際にはアルバイトの高校生も沢山いました。
歳もキャリアも当然私の方が上です。しかしその職場においては私が一番の新人です。
始めましての挨拶も明らかに年下でも自分の方から「○○です。よろしくお願いします。」とするように心がけました。
その後も自分の方から積極的に話しかけたり、わからないことはすぐに聞くようにしたりすることで円滑な職場環境を築くことが出来ました。
今では16歳も年下の同僚と飲みに行ったり出来る間柄になりました!
自分の方が年上だからと傲慢な態度で臨まず、謙虚な姿勢で仕事に向かいましょう!
主夫の再就職には転職エージェントを利用しよう
働く理由を明確にして家族の了承もとりつけ、心構えもバッチリでさあ再就職だ!…
けど、履歴書や職務経歴書をブランク有りの場合どう書こうか?面接でどう自分を売り込もうか?
久しぶりの就職活動はわからないことがいっぱいですね…
そんな時に利用したいのが「転職エージェント」!!
転職に関わることならなんでも相談出来ますし、履歴書、職務経歴書のより採用に結び付きやすい作成方法も教えてくれます。
しかも、採用が決まってからの入社タイミングや給与などの、直接言いづらい条件交渉も代わりにやってくれます。
そんな至れり尽くせりのサービスが全て無料で利用出来るので使わない手はありません!
そこで特にオススメの転職エージェントを紹介します!
フーズラボエージェント
株式会社クオレガによる、飲食業界特化の転職支援サービスです。
私は飲食店で働いています。
なぜ飲食店で働いているかというと、主夫として家でやってきた料理を活かせる場所であるからです。(賄いに惹かれてというのもあります笑)
なので主夫になって料理をするようになった方には飲食店で働くことをお勧めしてます。
また、飲食業界は万年人材不足が続いていますので入社のハードルが低いこともポイントです。
フーズラボエージェントは大手の転職エージェントと同じように履歴書、職務経歴書の添削、面接の対策、待遇面・条件面の交渉、入社後のフォローしてくれますので安心です。
https://foods-labo.com/
リクルートエージェント
リクルートエージェントはなんといっても求人数の多さが魅力です。
一般の求人サイトには掲載していない非公開求人が20万件以上もあります。
そして転職活動を支えてくれるリクルートエージェントのキャリアアドバイザーは営業力が非常に高いです。
なので求人先企業に転職者を力強く支援・サポートしてくれます。
人材紹介事業といえばリクルート。その知名度と今まで積み上げてきた実績で企業も転職者も沢山集まっています。
https://www.r-agent.com/
パソナキャリア
パソナキャリアは全国都道府県に拠点を持っています。
なので地方在住の転職者の方やUターン・Iターン転職を希望する方にもおすすめです。
パソナキャリアの良さは親身なカウンセリングとサポートです。
キャリアカウンセリング、応募書類のアドバイス、面接対策、内定後の条件交渉、退職・入社のサポートと親身なサポートを実施しています。
プロのエージェントからの手厚いサポートを受けたい方におすすめのサービスです。
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まとめ
一度主夫になってから改めて働きに出るという決断をすることはとても素晴らしいと思います。
しかし、勤務先を決める前にやっておいた方がいいことが沢山ありますね。
- 自分の中で再就職をする理由を考える
- よく話し合い家族の理解を得る
- 就活中、就職後に持つべき心構えを確認する
- 転職エージェントを利用する
主夫が再就職することで家庭の状況はかなり変わります。
なので、事前に家事の分担などを決めておいたり準備が必要ですね。
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