主夫コラム

主夫になりたい!婚活の心構えを元専業、現兼業主夫が語ってみた!

主夫 婚活

現代においては働き方の多様性やワークライフバランスなど仕事と家庭を取り巻く環境は年々変化してきています。

その流れで女性が社会進出をし、男性が家事をこなすということもあります。そんな中で自分は家事だけをやりたい!という男性もいらっしゃいます。

そこで元専業主夫で現在はほぼフルタイムの兼業主夫の私が、今までの経験を元に主夫になるための方法を考えていきたいと思います!

私が感じた専業主夫のメリット・デメリット

婚活 メリットデメリット

私が約10年ほど主夫をやってみて実際に感じたメリットデメリットを書いていきます。

まずはメリットから

子育てに関わる時間が増え、成長を感じられる。

子育て

子供が生まれれば積極的に関わることになり、成長を感じることが出来ることです。

毎日朝から晩まで会社に通う生活をしていると、なかなか子供の成長を見ることが出来ません。子供は本当にあっという間に早く成長してしまいます

子供と一緒の時間が取れないと、赤ちゃんのうちなどはいつも寝ているところしか見れなかったりします。そしていつの間にか首がすわっていて、いつの間にかハイハイしてた!なんてことになったりします。

主夫になれば子供と長い時間一緒に過ごします。なので少しづつ成長していく過程を見ることが出来てそれが楽しく喜びに感じられます

妻のやりたい事、頑張っている事、夢を支えられる

女性

妻の前向きな気持ちを支える、サポートすることが出来ます。

女性でも男性でも仕事上での目標を持ち一生懸命に働いている姿は素敵ですよね。そんな相手を生活面でサポートすることが喜びに感じられます。

私の家の場合でも、妻は目標を持って仕事に取り組んでいました。なので、食事や家のことまではなかなか手が回りませんでした。

お昼は健康に気を使って野菜多めの愛夫弁当(笑)を作り、帰りが遅くなった時は迎えに行くなどして少しでも妻の役に立てるようにしていました。

社会に出て働くのも、家のことをやり家族を支えるのも社会貢献ですよね。妻を献身的に支えることが、主夫である自分も社会の役に立っているという実感を得ることが出来ます。

家事をやりながら在宅で仕事が出来る

在宅ワーク

現代は家のことをしながらでも在宅で仕事が出来ます。

IT化が進んだ現代においては在宅で仕事が出来る職種、業種も少なくはありません。また、コロナ禍の今在宅ワークを選択しやすくもなっています。

そして時間のコントロールをうまく行なえれば家事と在宅ワークの両立が可能です。

私の場合は残念ながら在宅ワーク出来るこれといったスキルはありません(笑)ただ一例として私の友人に鍼灸師の資格を持っている人がいます。その方は子供の送り迎えや食事作りをしながら、空いた時間に自宅に患者さんを呼んで治療をするという仕事をしています。

今でいうとYoutubeが活況ですよね。動画を撮影するだけでなく編集したりライティングしたりと在宅で出来ることが広がっています。

上手に時間管理が出来れば普通に働いているときよりも稼ぎながら、家事全般を行なうスーパー主夫(!?)になれる…かもしれませんね!

出産や育児に関する知識が増える

赤ちゃん見ちゃイヤっ!

従来女性固有のものであると思われがちな、出産や育児について詳しくなれます。

出産や育児は人生でそう沢山経験することではありません。まだ経験していない人にとっては未知であり不安なことも感じるかと思います。そういった人たちにアドバイスしたりすることも出来ます。

私の現在の職場には子育て中のパートさんが多いのですが、小学校入学したら勉強どんな感じなのか、習い事何させてるの?ゲームはどのくらいやらせてるの?なんて聞かれて偉そうに答えています(笑)

特に一人目の子育ては初めての連続でわからないことばかりです。転んで頭をぶつけたけど病院に行った方がいいのか?ご飯を全然食べてくれないんだけどどうしたらいいの?

なんてことを身をもって経験していると段々知識もついてきます。なので2人目の時なんかは結構いい意味で適当になります(笑)

自分が身をもって経験した出産や育児が、これから経験する人たちの役に立てることが出来て良かったと思っています。

育ててくれた親に感謝が出来る

自分のために家事をしてくれて、育ててくれた親に感謝することが出来ます。

いざ主夫として家事に取り組んでみると大変なことが一杯です。毎日の食事の準備、掃除、洗濯…。それプラス育児があったら本当にしんどいですよね。

今の自分があるのはそんなしんどい思いをして育ててくれた親がいたからですね。

私の次男は反抗期で全然言うことを聞いてくれません…そしてきまぐれです。

昨日「美味しい!」と言って食べていたおかずを残っていたから、次の日に出してみたら「美味しくない!」なんて平気で言います。なので仕方なくおかずを作り直す羽目になったりします。

そんなとき自分が高校生の頃、夜ご飯が湯豆腐だった時に「湯豆腐じゃ、ご飯のおかずになんないよ!」なんて言った記憶が蘇ります。

食事を用意してくれるだけでもありがたいのに文句を言うなんて、育児をするようになってからは本当に申し訳ないことをしていたと後悔しきりです。

今となっては親に感謝を言うのも照れくさいので(笑)自分の子供や妻のために役に立つことをすることが恩返しになってると思うようにしてます(汗)

次はデメリット

やっぱり社会の偏見、周囲からの目が気になる

どうしても周りの目や一般的な社会からの疎外感を感じます。

自分は家族の役に立っているという自負があったとしても、社会ではまだまだ男は外で朝から晩まで働くのが一般的です。なので、負い目を感じたり近所の人にどう思われているんだろうと感じます。

9年くらい前の話ですが、パート先の社員さんと話しているときのこと。

社員「○○さんは昼間しか働かないけどなんか理由あるの?」

私「うちは妻がメインで働いているので、家事は私がやっています。だから夕方以降はご飯作ったりしてるんです。」

社員「え~っ、それって養ってもらってるってこと?」

私「…まぁそういうことになりますね…。」

社員「うわ~wwwくそだね~www。」

私「……ははは。」

と、後にも先にもここまで露骨に言われたのはこの一回きりですが、なかなか傷つく一言でした(涙)

このように言われなかったとしても、例えばママ友の中では浮いたりします!というか周りはもしかしたら気にしてないかもしれませんが、「平日の昼間から何あの男の人w」とか思われているかも…

なんて自分の中で考えてしまい一人で勝手に落ち込んだりしていました(笑)

周りが気にならない強いハートの持ち主なら問題ありませんが、他人の目線が気になる人にとっては精神的に疲弊してしまいますね。

 

職歴に空白ができるので再就職が難しくなる

履歴書

専業主夫を選択した際は必ず職歴が空白になるので、再就職が難しくなります。

日本はまだまだ男が働くのが当たり前で、働いてなければ何か問題があって仕事してないのでは?と思われてしまいます。

私も一旦専業主夫になったので履歴書に空白が出来ました。

なので、パートの面接に行った際に「この期間は何をやってたんですか?」という質問をされました。

パートの採用だったのでそこまで重要視されないとは思いますが、正社員面接ですと職歴がないのはマイナスになるかもしれませんね。

いつか正社員で復帰しよう!という考えがあるなら家庭に入る期間も資格を取ったり、パート・アルバイトするなど先を考えて行動しなければならないと思います。

経済的な不安(出産前後など)

主に出産前後の話になりますが、経済的に厳しい期間があります。

妊娠中は定期的に病院に行かなければなりません。また、母体や胎児に何か見つかった場合は追加で病院に行ったりもします。なので、公休よりも多く休んだりしなければならない場合もあります

また、出産前後は産休を取るのが(原則産前6週間、産後8週間)必須のため、その期間は無休となります(出産手当金はあります)

うちの妻の場合も出産前ギリギリまで仕事をして、産後最短で復帰していますが三ヶ月半はメインの給料がもらえない状況で、貯金を切り崩して生活しました。

子供を産む場合はそういった仕事の出来ない期間があることまで考えて、計画的にお金のことやりくりしないといけませんね。

初めから専業主夫狙いで婚活は難易度MAX!!

専業主夫

もちろん中には「専業主夫希望している夫が欲しいわ!」という女性もいるかもしれませんが、出会うのもなかなか難しいです。初めから専業主夫になりたいというスタンスでは難しいと思います。

女性に養ってもらいたい!…相手から見てどうでしょうか?

「僕が家事全部やるから、働いて養ってね!」家事を全てやろうという心意気(!?)はありますが、女性からみるとどうでしょうか?

専業主夫になるための婚活を始めるとして、最初から上記のようなアピールはいい印象を与えません。

沢山の不動産を持っていたり、親が大金持ちで資産が腐るほどある…なんて人でもない限り働いて収入を得ている人が大半です。

ただでさえ普通の生活するにもお金の不安がある現代では共働きの夫婦が増えています。そんな時代の中で専業主夫になりたいと言ってる人をいきなり夫として選ぶ人がいるのでしょうか?

結婚は相手あってのものですので、自分の行動や言動がどう相手に伝わるのか?まで考えて婚活しなければ成功する確率は低いと思います。

仕事やりたくないから主夫になる!…家事、育児甘くみていませんか?

だらける仕事やだなぁ~

仕事は人間関係だったり、体力的にもキツかったりしますよね。けど、家事、育児も同じくらいかそれ以上に大変です!

まず家事・育児には当然ですが休みはありません。ご飯は毎日食べるから用意しなければなりません。子供の世話も赤ちゃんのうちは24時間向き合わなければなりません。

仕事だったら週に1日はしっかり休めます。

仕事をしたくないから主夫!という考え方は、相手から見ると「逃げている」と受け取られてしまいます。

ほとんど休みなく家事を行わなければならないということは家事から逃げることは出来ません。

「仕事に対しては逃げの姿勢だけど、家事・育児なら大丈夫!」というのは通用しないと思います。

仕事並かそれ以上に大変な家事・育児です。今まで仕事に対しても誠実にやってきたという人の方が「この人となら上手くやっていけそう!」と思われるのが当然ですね!

いきなり専業主夫になるより、まずは兼業主夫で!

兼業主夫

上記のようなこともあり、結婚して初めから専業主夫になるのは難しいので、まずは兼業主夫になるのをオススメします!

婚活をして専業主夫になりたいのであれば、まずはしっかりと仕事に取り組みながら、掃除・洗濯・料理などやれることを増やしていって、家事出来ますアピールをするのが良いです。

例えば「買ったパンツは自分で裾あげ出来ます!」とか「最近はスパイスを使用してカレーを作っています!」といったアピールをすることで家庭的なことを出来る人なんだなと思ってもらえます。

そうして家事出来ますアピールをしておけば、女性の方が昇進するからこれからもっと忙しくなる…という時に「じゃあ自分が仕事減らして家のことやるよ!」なんて提案もしやすくなります。

仕事にやりがい持ってます!でも家事もテキパキやれます!っていう方がカッコいいですよね。

完璧ではなくても、やってるというのを伝えられれば生活力のある人なんだと好印象を持ってくれます。

やっぱり主夫になりたい!それなら婚活サイトや結婚相談所に登録しよう

兼業、専業問わず結婚相手がいなければ主夫にはなれませんよね!

そこで婚活サイト、結婚相談所の利用をオススメします!

自分の友達や紹介なども視野にいれた方が良いとは思いますが、結婚をしたい!という人が集まっている場所に行くのが一番の近道です。

主夫を探しているバリキャリ女性も少数ながらいるようですので、いいサイトを選びしっかり情報を取って行きましょう!

おすすめ婚活サイト

シャンクレールプラス

シャンクレール

累計動員数602万人を超えており、全国8エリアでの婚活パーティー「シャンクレール」
による婚活パーティー総合サイト

婚活パーティーの基礎知識やパーティーの趣味や職業など細かいジャンル分けをしており利用者のニーズを満たせるサイトになっています。

アネ婚

アネ婚

アネ婚は、結婚相談所業界ではとても特殊な「男性の方が会費がお得」なサービスです。女性の入会にも収入証明が必要です。なのである程度の収入のある女性が登録されます。

 

中には、バリバリ働きたい家事をパートナーに任せたい!と思っている女性もいるかもしれません。やはり最初から「主夫希望」はハードルが高めですが、一般的な婚活方法よりは確率が高いと思います。

エン婚活エージェント

エン婚活

エン婚活エージェントは低価格で1年以内の成婚を実現する、来店不要のオンライン結婚相談所。登録からお見合いの実施まで、オンラインで完結できます。

登録料9,800円、月会費12,000円で活動がはじめられます。他の相談所と比較しても1/10の入会時費用、半額以下の年間費用で利用できます。

こちらを利用して結婚出来た方のうち90%の方が、活動開始1年以内に結婚されています。専任コンシェルジュが一人一人を手厚くサポートしてくれるので安心です。

まとめ

主夫になるにはまずは結婚しなければなりませんね。ただ、焦って結婚してしまうと仕事や家事に対する価値観の違いなどから失敗してしまうケースも少なくありません。

結婚すれば楽しいことばかりではなく、数多くの問題に対して夫婦で解決を図っていかなければなりません。

その時に協力して乗り越えていけるか…結婚までの時間はかかるかもしれませんが、そういった視点も持ってお相手を探すのが良いと思います。

子供への関わりが沢山持てる。

妻のやりたい事を応援出来る。

専業主夫に対する周りの目、経済的な不安がある。

初めから主夫になるという姿勢はあまりいい印象ではないので、仕事も一生懸命にやりつつ家事を少しづつ出来るようにしていく。

それでも主夫を求めている女性がいるかもしれないので婚活サイト、結婚相談所を利用する。

まずは自分自身の仕事や家事のスキルを上げながら、平行してお相手を探していきましょう!

それではいい出会いがありますように!