夫婦のみの世帯、子供のいる世帯、3世代同居の世帯など各家庭の状況はそれぞれ違います。
ですが、家事の合間や子供が学校に行ってる間など空いた時間があるなら働いて稼ぎを得たいですよね。
またパートとして働くことで、社会の一員としてやっているという自己肯定感も感じられると思います。
そこで主夫である私のパート体験から主夫がパートをするメリット、デメリットやおすすめの業種、はたまた探し方などをご紹介したいと思います!
私が主夫パートをおすすめする理由
私は結婚してから10年くらいパートをしてきました。
その体験からおすすめする理由を上げていきます。
直接人との関わりが持てる。
パートで仕事をすることによって、職場で同僚やお客さんとの人との関わりが持てることです。
家で家事をしているとなかなか外に出る機会がありません。妻や子供を送り出した後には長い一人の時間が待っています。
友達も仕事で休みが合わないため、主夫にとって日中に人とコミュニケーションを取る方法の一つとしてパートをすることが挙げられます。
私は長男が生まれてしばらくいわゆるワンオペ育児をしていました。可愛い子供の成長を間近で見られることはとても有意義で幸せな時間でした。
ですが、ずっと二人きりの部屋にこもった生活をしているのはやっぱりしんどいものです。
自然と大人としゃべりたくなります(笑)他の人と普通の会話がしたい!
そういう思いもあり生後8か月で保育園に通わせることにしました。
子供の年齢が低いほど保育園の料金は高いためパート代を稼いでも大部分が保育代に消えました。
ですが、大人と話しが出来る!社会との繋がりが出来た!そういう意味で精神的な安定を得ることが出来ました。
家族ではない人からも認められたり、必要とされる感覚を再認識出来るいい機会がパートをすることにより得ることが出来ます。
社会経験があれば時給が上がりやすい。
一度社会に出た人、特に今までに経験した職業であれば、すぐに時給が上がりやすいです。
パートを始めるにあたって社会経験があることは大きな差になります。
正社員もパートも仕事をするという点では変わりません。
パートでは業務内容がより単純化され範囲も狭くなるため、正社員でバリバリやってたような人にとっては簡単になる場合もあります。
未経験だったとしても周りと協調して仕事を進めることが出来ていた人なら、問題なく仕事を覚えて即戦力となることは十分に可能です。
私の場合は主夫になって最初のパートはヤマト運輸での配送、集荷業務でした。
周辺と比較して時給が良いということと台車を押して歩く配送だったので運動が出来るという理由だけで決めました(笑)
ヤマトには未経験で入りました。最初は体力的に大変で苦労もしました。
ですが接客業の経験があったため、配送先や集荷先での応対に関しては始めから全く物怖じしませんでした。
そして、相手に不愉快な思いをさせることなく(多分ですが笑)スムーズに出来ていました。
そういった経緯もあって試用期間が過ぎたのちには時給も上がったんです!
このように業務経験が無くても社会人としてやってる人であれば高時給をもらうことは可能となります。
生活のリズムを整えやすくなる。
パートをすることによりメリハリのある生活を送ることが出来ます。
妻の仕事や子供の学校などがあれば朝ごはん作ってお弁当を作って…と忙しい朝を迎えます。
ですが、送り出してしまえば自由な時間が待っています。家事をしっかりやるのも、テレビ見ながらだらだらして何もやらないのも自分で決めることが出来ますね。
そこでパートに行くことで時間を有効に使うことが出来ます。
私が以前ヤマトにいた時は妻を8時過ぎに送り出したあと9時から15時までパートをしていました。
帰り道で夜ご飯の買い物をして帰宅したのち遅い昼食を取ります。
部屋の掃除を行ない、夜ご飯の支度をします。大体ここまでで21時くらいになっており後は妻が帰ってくるまでしばしの休憩になります。
私は時間があると持て余してしまいます。というかダラダラと過ごしてしまいます。なので締め切り効果としてパートの時間を利用しています。
そうすることによりキビキビと動き、家事に仕事に時間を有効に使うことが出来てました。
このようにパートをすることでお金を稼ぎながら家事もしっかりやれる、メリハリの効いた生活を送ることが可能です。
デメリット
もちろん、経験上いいことばかりでなくデメリットもあります。
見ていきましょう!
最初は周りの目が気になる。
男性がパートタイムで働くことにより、周囲からの目が気になる場合があります。
男性も家事を行なうことが一般的になりつつあります。ですが個々人の理由もあるとはいえ一度社会に出た男性がパートとして働くことを選ぶのはまだまだ少ないと思います。
今までバリバリ働いてきたよ!っていう方なら、なおさらそんな自分がパートなんて…と考えてしまいがちです。(パートタイムでもしっかり社会のお役に立てます!)
そしてそういう自分を卑下してしまったりと自分の殻に閉じこもったりしてしまいます。
私自身主夫というスタイルを選んでからどこか気恥ずかしかったり自信を持って「パート主夫です!」と言うことが出来ずにいました。
周りからどう見られているかわからないし、そもそもお前のことなんて対して興味ないよ(笑)って話なんですが、その時は結構気にしていました。
パート先では一度だけすごく嫌な思いをしました。(嫌な体験は下の記事で書いています!)
ですがそれ以外に、一緒に働く人や新しく出会う人にパートしている主夫だと言って嫌なリアクション取られるようなことはありませんでした。
なので、いつの間にかパート主夫ということに自信が持てない…ってことが無くなり普通に生活出来るようになっていました。
最初のうちは「パートです…主夫です…。」と周囲の目が気になるかもしれません。
ですが、私がそうだったように徐々にそんなことは気にならなくなると思います。どうやら自意識過剰だったようです(笑)
給料が低い
上では時給が上げやすいなんて書いていますが、パート採用時の給料は低めです(涙)
最近は最低時給が毎年のように引き上げられています。
この時給は当然アルバイトの高校生でも適用されます。アルバイト・パートを大量に雇う業種にはそれだけ人件費が上がるため利益が下がる可能性があり死活問題です。
そのため最近の求人は最低時給ギリギリのものがかなり多くなっているようです。
私は妻の転勤により仙台から秋田へと移りました。秋田でもパートをするのに求人を探しましたが時給の安さに驚きました。
15年ほど前、高校生の時に地元の居酒屋でアルバイトしてたのですが、その時より時給が安かったのです!
とてつもない地域差を感じるとともに、時給の安さに愕然としました。
都会でのパートはそれよりも時給は良いですが、その分物価が高く生活するのにお金がかかります!
同一労働同一賃金の話しも出ていて、今後パートも賃金が上がる可能性もありますが、現状では最低時給に近い求人が多いです。
仕事が単純作業になりがち(裁量がない)
仕事が正社員などと比べて単純作業になってしまい、面白味にかける場合があります。
大体の企業は正社員で入社すると現場や色々な場所・部署で経験を積みます。
そうしてスペシャリストとしてのスキルであったり、多くの部下を抱えてマネジメントする立場になったりします。
上の立場になるにつれて仕事の自由度、裁量が上がり、より大きいビジネスを動かせるようになります。
大変なことも多いですが、そこに仕事の楽しさがあると思います。
しかし、パートですと仕事というよりは作業に従事する時間が長くなるので、単調になりがちです。
ヤマトでもお客様先に行って届けるだけの配達や集荷が主でした。
正直、社会経験があれば直ぐに出来る作業です。
ヤマトでも法人に対しての営業や物販の営業などもありますが、最初のうちはなかなかやらせてもらえません。
どの仕事もそうだと思いますが、入社しばらくは基本的な作業の習得と繰り返しになり、単調さを感じるかもしれません。
ただ、どの仕事も続けていくことで信用を得てスキルを身につけていけば、仕事の幅や奥行きは出てくるので我慢が必要ですね。
パートしよう!どうやって探すか?
いざ、パートしよう!と思ったらまずはどこで働くか決めないとですよね。
パートを探す方法を経験を入れつつご紹介します!
求人サイト(求人のフリーペーパーなど)
まずは、今の時代ほとんどの人が見たことあるであろう求人サイトなどを使う方法です。
メリットとしては求人や媒体により差はありますが、必要最低限の情報が載っています。
そして、短時間で沢山の求人を探すことが出来ます。
ネットを通じて応募が出来るのも楽ですね。
デメリットはあまり無いですが、強いて言えば事前に勤務場所の雰囲気などがわからないことでしょうか。
ただ、求人を確認してから応募する前に行ってみたりすることで解決出来ますよね!
私は愛知から神奈川に転勤するときに、求人サイトから応募しました。
転勤先で直ぐに働きたかったため、愛知にいるときに神奈川の求人を探して応募しました。
早く応募することで引っ越し作業の二日後には面接をして、その5日後にはパートを始めることが出来ました。
このように早くパートを決めたいというときにも求人サイトはオススメです!
知人の紹介
続いては友人、知人などからの紹介です。
メリットとしては事前に勤務先の詳細な情報を得られることです。
実際に働いている人からの情報はかなり有益ですね。そして、紹介してくれるということはその人自身がそれなりにいい職場だと感じている可能性が高いです。
また、大手企業ですと人材を紹介した人に謝礼が支払われたりもします!(そのためだけに紹介してるかも汗)
デメリットは紹介してくれた人との関係性が変わる場合があることです。
紹介された以上は紹介してくれた人の顔に泥を塗ることは出来ませんよね(考えすぎかな汗)。
入社後にあまり自分に向いてない仕事だってわかって直ぐに辞めたり、シフトに入っててもサボりが多かったり…。
これでは、紹介したことを後悔してしまいますね。感情的なしこりが残ってしまいます。
なので、紹介されたからにはしっかりと仕事に取り組む必要があります。
お店などに直接
パートを探すにはお店などに直接行くのもアリですね!
メリットは職場の雰囲気を肌で感じることが出来ます。
飲食店なら一緒に働くであろう人はどんな感じなのか、可愛い子はいるのか(笑)料理は美味しいか…などチェックをすることが出来ます!
やっぱり自分が直接行っていいなと思った場所で働く方が、後々も仕事を続けていける可能性が高くなりますね。
デメリットとしては職種が限られることです。
例えば工場やオフィスなどは関係者以外入れませんよね。
そういう場所はどうしても面接時に初めて行くことになるので雰囲気を確認出来ません。
私がパートを探すときは急いでなければ、直接行ってどんなところか見てから応募をします。
そこで実際に自分が働いているイメージが出来れば応募します。
でも…やっぱり働きたい!そんな時は転職エージェントを活用しよう!
時間の自由があって、家のことをやりながら働けるパートは魅力的ですね。
ですが、最近ではリモートワークや時短で働く正社員求人も多いです。
なにより、パートではあまり稼げませんよね。
そんなもっと稼ぎたい方は転職エージェントに登録しましょう!
転職エージェントでは求職者一人一人の状況をヒアリングして、その人に合った求人を紹介してくれます。
そして履歴書、職務経歴書の書き方や面接の練習など採用に一歩でも近づけるようにフォローしてくれます。
そんなおすすめ転職エージェントをご紹介します!
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、求人数ではリクルートエージェント・dodaに次ぐ国内大手の転職エージェントです。
各業界に精通した専任のアドバイザーが、転職活動をサポートしてくれます。
その中でもIT・Web業界に特化しているのが、マイナビエージェントIT。
IT・Webに特化したキャリアアドバイザーからのアドバイス・サポートを受けられるということですね。
IT業界未経験者から経験者まで、「キャリアアドバイザーからの手厚い支援を受けたい」という方には、とてもおすすめの転職エージェントです。
https://mynavi-agent.jp/
リクルートエージェント
リクルートエージェントはなんといっても求人数の多さが魅力です。
一般の求人サイトには掲載していない非公開求人が20万件以上もあります。
そして転職活動を支えてくれるリクルートエージェントのキャリアアドバイザーは営業力が非常に高いです。
なので求人先企業に転職者を力強く支援・サポートしてくれます。
人材紹介事業といえばリクルート。その知名度と今まで積み上げてきた実績で企業も転職者も沢山集まっています。
https://www.r-agent.com/
パソナキャリア
パソナキャリアは全国都道府県に拠点を持っています。
なので地方在住の転職者の方やUターン・Iターン転職を希望する方にもおすすめです。
パソナキャリアの良さは親身なカウンセリングとサポートです。
キャリアカウンセリング、応募書類のアドバイス、面接対策、内定後の条件交渉、退職・入社のサポートと親身なサポートを実施しています。
プロのエージェントからの手厚いサポートを受けたい方におすすめのサービスです。
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まとめ
各家庭の事情により働ける時間や場所、扶養から抜けるかどうか等違ってきますね。
今後のライフプランやキャリアまでも考え、よく吟味してパート先を決めたいですね。
- メリットは人と関われる、社会経験があれば時給を上げやすい、生活リズムを整えやすい。
- デメリットは人の目が気になる、給料が低い、単純作業になりがち。
- 探し方は求人サイト、知人の紹介、お店に直接行く。
- やっぱり稼ぎたい時は転職エージェントを活用する。
パートを初めて生活にメリハリをつけましょう、そして家族みんなが良い生活を出来るようにしていきましょう。
それではまた!