子供たちにとっては嬉しい夏休み!ですが、過ごし方によっては時間があるからといってダラ~っとしてしまい終盤で宿題どうしよう!なんてことになりがちですよね。
しかも、今年はコロナで臨時休校になってしまったため夏休みが短くなっています。ダラダラとしてるとあっという間に終わってしまいますね。
そんな短い夏休みをいかに子供にとってより良いものにするかは、親のちょっとしたアドバイスやお膳立てが必要です。具体的に親が出来ることをご紹介します。
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小学生の夏休みの過ごし方で多い親の悩み
子供にとっては嬉しい夏休みですが、親からすると長期休みだからこその悩みがありますよね。そんな夏休みを子供と一緒に実りあるものにするおすすめの過ごし方を紹介します。
規則正しくない生活になってしまう
遊びたい盛りの子供にとっては待ちに待った夏休み。ですが、どうしても朝からダラダラしてしまいがちですよね。
決められた時間に登校して、授業を受ける…というルーティンが無くなってしまうので、朝早く起きなくてもいいや~となります。
そして、朝早起きしなくていいから遅くまでテレビやゲームをしてしまい、また夜更かしをしてしまうという悪循環になってしまいます。
ですから、気の向くまま寝たい時に寝て、遅くに起きたりしてしまうなんてことになりがちです。
宿題・課題・自由研究
夏休みは学校からの宿題が沢山出るので、それも悩みとなります。
子供自ら自発的に勉強することを求められます。
が、遊ぶことに夢中でなかなか取り組もうとしなかったり、日にちはまだまだ沢山あるからなんて思っているからなのか、取り組んでもペースが遅かったりすることが多いです。
子供自身に計画を立てさせても大人の視点からみると、それは無理なスケジュールだったり、結局遊ぶことを優先してしまって時間が過ぎてしまい宿題をやる時間が無くなったりしてしまいます。
なので、親の立場からすると思い通りになかなか進まず夏休みの終盤までやきもきさせられてしまう…ということも少なくありません。
小学生の夏休みを充実させるには家庭のサポートが必要
そんな小学生の親が抱える夏休みの悩みを解消するために出来ることとは何でしょうか?
時間割を決めよう
一つ目は子供と相談して時間割を決めること。これでダラダラとしてしまうことを防ぎましょう。
相談はするもののあくまでその時間割を守るのは子供。なので子供主導で時間割を作りましょう。そうさせることで自分で決めたことを守り達成する。
これを毎日行うことで小さい成功体験、やりとげることで自分に自信を持つことを感じることができるからです。
例えば私の息子は公文式をやっています。朝起きてすぐに課題をやっています。
その一単位を20分で終わらせると自分で決めてやっています。達成できない時もありますが出来なかったときは、時間のかかった問題を復習して次に活かせる用にしています。
達成できた時はとても気持ちいいようで、一日のスタートをいい形で切れ本人も気分よく過ごせるようです。
適度な休憩や遊びも入れつつ、子供主導で時間割を立てることで充実した夏休みを過ごせます。
一緒に宿題の計画を立てよう
今年は、夏休みが短い!より早く宿題を終わらせよう
今年はコロナの影響により夏休みが短くなっていますよね、そんな状況なのでサクッと宿題を終わらせましょう。
出来る限り宿題を早く終わらせることで、レジャーなどの計画や宿題以外の勉強などの取組みを行なうのに日数を確保出来るからです。
私の息子の小学校の夏休みはなんと11日しかありません。前半の6日間で宿題を終わらせて、後半で遊びや習い事の体験などに当てました。
宿題を早く終わらせることで親はガミガミ怒ったりヤキモキすることもありませんし、子供も余裕を持って夏休みを楽しめますよね。
一学期に勉強したことを振り返ろう
今年は特にしっかりと振り返りをやることが、2学期からの学習に活きてくると思います。
授業時間の確保は出来ているというものの、休校、分散登校など環境の変化がありました。
子供の精神的にも勉強に集中出来る環境では無い状態でした。
なので、親子で宿題などの答え合わせや見直しを一緒に行ないましょう。
どこが出来ていないのか理解してないのかを確認し、反復することで2学期の学習をスムーズに行うことが出来ます。
今後も臨時休校など学校環境が変化するかもしれませんが、しっかり振り返りをして今後に備えることが大事です。
勉強だけでは無い、学校生活と違ったことが出来るのが夏休み!
とはいえ、勉強だけでは子供もストレスがたまってしまいますよね。子供主体で普段と違ったことにチャレンジ出来るのが夏休みの醍醐味ですね。
夏休みにやりたいことを聞いて、やってみる
親や学校に決められていない、子供自身のやりたいことを聞いてみしょう。
それをやってみることで普段とは違う子供の一面を知り、新たな可能性を見つけることが可能です。
親は仕事や家事。子供は学校や習い事で忙しいですよね。
そこで時間の取れる夏休みは新しいチャレンジをするのにピッタリ。
例えば私の住んでいる地域ではシーカヤック体験教室があり、やってみたいと息子に言われたので応募しました。
結果は抽選に落ちてしまったのですが、息子が海に興味があることに気づくことが出来ました。
夏休みに時間をとってやりたいことの話しを聞き、やってみることで子供が考えていることや将来のことなどを知るいい機会になります。
普段やらない自分のことを自分でやらせる
夏休みのような時間がある時に、自分のことを自分でやらせることにより、いい習慣作りを行うことが可能です。
自分のことを自分でやることにより自立心を促し、強い子に育ちます。
自分でやるということは、より良くするにはどうするか、こうやったらもっと簡単に出来るんじゃないか、といった発想力を磨くことができ、自己肯定感も増すと思います。
自分のことを自分でやることを習慣作ることで、自分の人生に責任を持ち、良い決断を下せるような強い子供に育つと思います。
今年おすすめの夏休みの過ごし方
コロナ禍における短い夏休みの中で、おすすめの過ごし方を紹介します。
公園、緑地などで自然と触れ合う
緑のある自然と触れ合うことで親子ともどもリフレッシュすることが可能です。
イギリスのある大学の研究結果によると緑の中で5分間ウォーキングなどの軽い運動をするだけで、体も心も癒される効果があると実証されています。
森の木陰などで持参したお弁当を食べたりするだけでも気持ちよさを感じることが出来ますよね。
宿題に行き詰まったりしたときにも、ちょっと足をのばして緑に触れることでリフレッシュ出来るのでとてもおすすめです。
読書をする
読書感想文などとは違う、子供の興味の趣くままにする読書もまたおすすめです。
学年によりどういったジャンルのものが読めるか変わります。
本を読むことで考える、思考するといったことに慣れていき結果勉強も得意になるということなのです。
私の家にはおしりたんていが何冊かありますが、読んでいるときの息子の集中力はすごいです。時にご飯の時間も忘れてしまうくらいです。
時間を忘れて読書が出来るのも夏休みなら可能ですね。
一緒に料理をする
一緒に料理をすることは特におすすめです。
普段は何にもしなくても子供の前に美味しいご飯が運ばれてきますよね。
自分も料理作りに参加することにより、料理作りの楽しさ、大変さを理解できます。
最初のうちは下ごしらえや準備だけでもさせるようにしましょう。
料理が出来上がるまでにたくさんの大変な工程を経て完成するということが理解できれば、日々のご飯にもより感謝の気持ちが出るかもしれませんね。
一緒にやるのはテキパキ出来る方からしたら最初は手が止まってやり辛いかもですが、子供の成長を見れるのも料理ならではだと思います。
まとめ
短い夏休みだからこそ、子供にとって充実した夏休みにしたいですよね。
・時間割を一緒に作成する。
・宿題の量を把握して早めに終わらせる計画を立てる。
・一学期の学習の振り返りを行なう。
・子供のやりたいことをやらせてみる。
・今までやらせてなかった自分のことを自分でやらせてみる。
・コロナ禍においておすすめの過ごし方は自然と触れ合う、読書、料理。
今年は今までのような人の多い観光スポットなど密な場所を避けるといった対策をとっていきましょう。
また、私たち親にとってもこのような災厄は初めてですが、子供も不安を抱えている可能性もありますので、しっかりと向き合って心のケアもしてあげましょう。
そして宿題、勉強とそれ以外のレジャーなどを上手に取り入れて前向きで最高の夏休みを過ごしていきましょう!